幽玄なる時に魅せられる。

室町の頃より時を越えて、今につたわる能。能面のはかなげな瞳、囃子のふしぎな音色、幻想的な舞。緑深き深谷の舞台で、うたかたの時が静かに幕をあげます。

元湯石屋の能舞台

歴代藩主が能をたしなみ奨励したことから町民にまで能文化が広まった金沢。
この金沢に根づいた加賀宝生流の能を愛した石屋六代目石屋二左衛門が、大正6年(1917)に、孫の誕生を記念し普請したのが、総檜造りの能舞台です。

空から謡が降る街として知られ、加賀宝生流の能が盛んな金沢ですが、本格的な能舞台は、当旅館をふくめてもわずかしか残っておりません。
能楽や謡の発表や稽古の場として、どうぞご利用ください。

深谷薪能の夕べ 伝統の能を体験

1年に1度、当旅館で行う能舞台のある宿ならではの薪能。かがり火のもと、能装束をつけた演者の方が登場するとガラッと雰囲気が変わり、幽玄の世界へ誘われます。約1時間半息つく間もないほど、鳥肌ものの演技をご覧ください。

※公演日時などお問合わせください。

能をわかりやすく解説する特設サイト

元湯石屋で行われた薪能や、能の演目等をわかりやすく解説する特設サイトです。
これまで開催された薪能の動画や、能舞台の歴史などを掲載しております。